・ マーキング加工とは ・ 想いを伝えるしるし ・ 加工技術 カット / 彫刻 / 刺繍 / 圧着 / 箔押し ・ 最後に
<マーキング加工とは>
マーキングとは、「しるし」をつけることです。
文章の重要な部分にカラーで線を引くペンはマーカーと呼ばれますね。
マーク(しるし)は、会社やブランドの目印になります。
マーキング加工によって、物に所有者や制作者のしるしをつけ、他の人に伝える役割を果たします。
<想いを伝えるしるし>
たとえば、
ユニフォームにチームのマークが入っていて、遠くからでも分かる背番号がついている。それを頼りに大きな声でエールを送る。
誕生日に娘からもらった時計の裏には、メッセージが刻印されている。それを支えに今日一日の仕事に集中する。
ブランドの理念をのせたロゴが刻印されている。その会社への信頼から安心して製品を使うことができる。
「頑張れ、応援してるよ」「いつもありがとう」「より安心で快適な暮らしを」
たくさんの人々がそれぞれの想いを大切な人に伝えるためのお手伝いをしたい。
より多くの素材に“しるし”が付けられるように、
私たちはさまざまな加工技術を取り入れています。
<加工技術>
丸菱刺繍では、刺繍を含めて以下の5つ加工技術を取り入れています。
・カット
・彫刻
・刺繍
・圧着
・箔押し
1. カット
レーザーで素材を切り抜きます。
金型を作る必要がないため、費用を抑えることができ、
細かな加工やさまざまな材質に対応することができます。
下の動画は、紙をレーザーで切り抜いている様子です。
【 対応素材 】布・革・木・樹脂・ゴム
繊細なカットも得意とするため、
イヤリングやピアスなどのアクセサリーを木や革で作ったり、
結婚式やクリスマスのグリーティングカード、小さな組み立て部品なども作ることができます。
2. 彫刻
レーザーの熱で文字や絵を焼き入れます。
素材によって仕上がりの変化が楽しめます。
【 対応素材 】布・紙・革・竹・木・樹脂・ゴム・金属
焼き印のように、革製品や金属に刻印ができます。
こちらも金型が不要のため、自由度が高く、
複雑な絵や1cm以下の小さな文字も彫刻することができます。
3. 刺繍
さまざまな色の糸を使って縫い付けていく刺繍。
温かみがあり、耐久性にも優れています。
部活でのユニフォームや柔道着に、学校名や名前を刺繍することもできます。
帽子やかばんなどさまざまな形状に対応でき、
ワンポイント入るだけでも存在感があり、印象が変わります。
【 対応素材 】布・紙・革
刺繍についての知識がない方にも、素材や形状に合わせた縫い方などを提案いたします。
これまで、ゴルフバック・革のブーツ・足袋・ニット帽・エプロンなどに
刺繍を施しました。
4. 圧着
素材に接着シートを貼り付けてカットし、
熱で圧力をかけて接着します。
素材同士を接着することができる加工で、さらに表現の幅が広がります。
【 対応素材 】布・紙・革
上の動画では、黒い布に光沢のあるメタリィフという布を貼り付けています。
5. 箔押し
熱と圧力によって、箔の文字や絵を入れます。
データ制作で、自由度の高い表現が可能です。
【 対応素材 】布・紙・革・木
ショップカードや贈答用箱に箔押しをすれば、
お店の高級感を伝えることもできます。
<最後に>
今後、それぞれの加工技術の詳細や制作事例を更新しますので、
ぜひ制作のご参考にお役立てください。
なお素材や材料は、お客さまに持ち込みいただく形になります。
マーキング加工を通して、さまざまな人の想いを伝えるお手伝いをいたします。
1つからでもご相談を受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。